#95 juchi/たんがじ窯/つぐつむ
2020年 10月 14日
老舗旅館にひっそりと佇む
隠れ家雑貨店「juchi」
「いつもの器と小物」をコンセプトに展開する「juchi(ジュチ)」は、陶芸家の宮本潤さんと、クラフト作家の千夏さんご夫妻が運営する雑貨店です。
店内には、潤さんが作る器や小物に、千夏さんの絵付けが施された可愛らしい陶芸作品がたくさん。
カップや器は、鮮やかなブルーで彩られたものが多く、「淡路島の海や空の色を感じてもらいたい」という潤さんのこだわりが光ります。
魅力的な商品の中には淡路島らしい、こんな作品も。東京の服飾大学出身の千夏さんが作る、玉ねぎ染めアイテムです。農家さんから分けてもらう玉ねぎの皮を染料にしたストールやバッグは、とてもやさしい風合い。
潤さんが作る「たんがじ窯」の作品と、千夏さんが集めた雑貨「つぐつむ」が織りなす雑貨店「juchi」は、手作りの温かみが広がる空間です。
雨の日にも楽しめる
陶芸・絵付け体験
だるまちゃんの絵付け体験は一つ1000円。15分ほどでできてしまう、いちばんお手軽な体験です。
まずはそれぞれ意味を持つ色の中から、ベースとなるカラーを決めていきます。色が決まったら、専用の絵の具で絵付け開始!
今回は「家内安全・開運」の願いを込めて、赤のだるまちゃんを作ることにしました。塗りながら乾いていく絵の具なので、手が汚れることもありませんでした。
ベースが塗れたら、好きな模様を描いていきます。(絵心のない私は、お手本を真似るのに精一杯…。笑) あとは顔を描いて、完成です!
お手本のようにはうまくできませんでしたが、最後は立派な金屏風をバックに、撮影タイム。ご利益があるように、持ち帰って家の玄関に飾りました^^
体験は、だるまちゃんや器の絵付け以外にも、となりに併設した潤さんの陶芸工房「たんがじ窯」で、手びねりと電動ろくろ体験ができます。
お茶碗やお皿、コップや箸置きなど、作りたいものに合わせて選べる陶芸体験は、手びねりが3000円、電動ろくろが4000円。丹波篠山市の窯元で、修行を積んできた潤さんが教えてくれるので、初めての方も安心して体験していただけます。
さらに陶芸をされた方には、嬉しい特典つき!なんとうめ丸旅館内の、温泉入浴ができちゃいます。(※宿泊者の方には、特別価格で体験を案内しています)
うめ丸内に雑貨店と工房をオープンして、今年で10年。宿泊のお客様だけでなく、SNSを通して体験に来られるお客様も増えたそうです。手作りの食器で食べるご飯は、きっと格別!使うたびに旅の思い出を振り返られる、特別なおみやげになりますね。
雨の日の楽しみ方としても人気の陶芸体験。みなさんも旅の思い出に、陶芸体験と温泉のセットはいかがですか?
<juchi/たんがじ窯/つぐつむ>
〒656-0661
兵庫県南あわじ市阿那賀1137 観光旅館 うめ丸内
TEL: 090-7884-2609
営業時間: 9:30-18:30
不定休
※陶芸体験は事前予約をお願いしております
by awaji_gourmet
| 2020-10-14 16:41
| その他
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