#55 ターニングポイントキッズ館 自家製お味噌づくり
2019年 02月 28日
2月26日、ペンションターニングポイントさんでお味噌作りのワークショップが開催されました。今回のこの企画は、ターニングポイントの奥様とスタッフさんの共同企画。講師は奥さんのお母様の中村さんです。
お味噌作りにチャレンジしてみたいけど、一人では心細い。せっかく作るならみんなで楽しくやってみたい!
ネットで調べればいくらでも作り方はでてくるけれど、どうせなら暮らしの中で生きる知恵を身に着けてきた人から、ひとつひとつを教えてもらいたい。そんな想いで企画がはじまったそうです。
会場は、ターニングポイントキッズ館。スタッフさんから中村さんをご紹介いただき、あたたかな空気の中でワークショップがスタートしました。
「お味噌作りに必要なのは、塩・麹・大豆。この3つ。シンプルだけど、作ってから半年かけて熟成させていきます。この麹が大豆をお味噌に変身させてくれるんですよ」今回使用する麹や大豆は淡路島のもの。
見慣れない麹にみなさん興味津々。袋に入れておいた麹に、塩を混ぜておいておきます。
「親指と小指で挟んでつぶれるくらいまで大豆を煮込みます。最初は強火、沸騰したら弱火でじっくり。みなさん忙しいですから、ストーブの上においておいてもいいですよ。」とお母さん。
しっかりと煮込んでくださっていたので、すりこ木で簡単に潰れていきます。豆の形が見えなくなるまで何度も何度もゴリゴリ。これが味噌作りの肝といっても過言ではありません。
大豆が潰せたら、先程の麹と塩がまざった袋に大豆を入れていきます。麹の形がなくなるまですりつぶします。
こちらはまだまだ麹の形が残っています。お母さんのOKがでるまでしっかり潰していきます。
なめらかになったら、いよいよ最後の工程です。出来上がったお味噌の原料を容器へと詰めていきます。お味噌はここから半年かけて熟成していくので、空気をしっかりとぬいて容器で保存しなければなりません。
最後まで詰め終わったら布巾をかけます。「この布巾の上に酒粕をびっしりと並べます。こうするとよりお味噌が風味豊かになるんですよ~」なるほど、こんな知恵もお母さんならではですね。
ずらり!完成です!麹の産地や、分量の割合を変えて、3種類のお味噌が完成しました!こうして完成したお味噌ですが、今回はターニングポイントさんに預かっていただき半年後にみんなでいただきます。
今から半年後が楽しみ!
今回のプレートは特別メニューですが、ターニングポイントキッズ館では予約制のランチも受け付けているそうです。ぜひぜひみなさん、ご利用くださいね!
半年後、またお味噌の完成レポートをお届けしたいと思いますのでお楽しみに。
取材・写真:藤田祥子
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by awaji_gourmet
| 2019-02-28 22:26
| イベント
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