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#52 冬の名物、乾海苔


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淡路島のあちこちの港で、海苔漁がスタートしました。冬の風物詩ともいえる、淡路島の海苔漁の景色。海にうっすらうかぶ、海苔網の景色を、あちこちの海で目にすることができます。

今日は、育波漁港の育波浦漁協さんにお願いして、海苔の加工場を見学させていただきました。

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沖にはられた網の下を、船でくぐりながら海苔を刈り取っていきます。一番おいしいと言われているのが初摘みの海苔。ちょうど取材に伺った12月中旬頃は初摘みの季節。

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船のタンクにいっぱいに刈り取られた海苔は、太いパイプで丘に移動されます。

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刈り取られた海苔はこんなに長いんです!まだまだ海藻っぽい海苔ですが、ここからどうやってシート状の海苔になっていくのでしょうか。

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まずはひたすら海苔のゴミをおとす作業。大きなタンクに入った海苔はまだ生きている海苔。一日かけて小さなゴミや、エビや蟹と分離していきます。

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何度も何度も洗い、目の細かいフィルターを通っていく海苔。洗浄されながら、短くカットされていきます。右手の海苔はまだまだ途中段階。左手の海苔は、口どけのいい長さにカットされた海苔!

さらに熟成させて、ようやく四角いシート状にしていきます。


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大きなマシーンで四角く整形され、水をある程度切ったら、ようやく見覚えのある姿になってきました。

ここからは低音で乾かしていきます。天候や海苔の具合によって調整されますが、3時間位かけて30℃後半~40℃前半の温度で乾かされます。海苔は湿気に弱いので、雨の日なんかはデリケート。じっくりじっくり乾かしていきます。

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時間をかけてシート状になってもまだまだ完成ではありません。小さなエビやゴミが残っていないように、機械を使って検品を行っていきます。みえますか?指先の小さな白い点。これはエビなんだそう。こんなものまで感知されるなんてすごい技術です!

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10枚に重ねた海苔をさらに10束にして、緑色の帯をまきつければ完成です!美しいつやのある乾海苔!ここまでが、水産加工屋さんのお仕事です。ここから先は海苔問屋さんにおろした先で、焼海苔になったり、味付け海苔になったりと、さらに変貌をとげて、ようやく私達の食卓へと登ります。


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島の海苔も港によって味わいはさまざま。速い潮流や季節風の中で育ち、しっかりとした旨味と歯応えがある海苔が育波の海苔の特徴です。この海苔は、育波漁協と、港にほど近い藤本水産さんで購入が可能です。

12月~4月にかけて繰り返し行われる海苔漁、冬の風景でもあるその姿を、ぜひ淡路島でご覧になってくださいね。



藤本水産(株)
所在地:〒656-1602 兵庫県淡路市育波387
TEL:0799-84-1126
営業時間:AM8:00~PM17:30
HP:http://www.fujimoto-suisan.co.jp/
写真・記事:藤田祥子






by awaji_gourmet | 2019-01-14 11:34 | 食材 | Comments(0)

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